ゲーム！
今回は11月9日に発売された『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』のクリアレビューです。これほど浩瀚かつ絶大な作品を一言でまとめるのも心苦しいですが「PlayStationらしいモノづくりの決着点」のような感情を覚えました。
開発を務めるSIEサンタモニカスタジオをはじめとして、『アンチャーテッド』のノーティードッグ、『Marvel’s Spider-Man』のインソムニアックゲームズなど、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント（以下SIE）が長年求め続けた、「体験する映画」の究極のような充実感がありました。
レビューで詳しく紹介していきますが、その一方で、開発規模が大きすぎるが故の「均一化」された体験、尖ったゲームデザインを追求できないジレンマのようなものも少なからず感じました。では詳しい内容に入っていきましょう。
【目次】
序文
GOTYを獲得した傑作アクションシリーズ
九界に生きる家族の話
全てが再創造された世界
進化を遂げたアクション
誰でも楽しめるような工夫と課題
・誰もが上達を実感できるアクション
・「単調さ」と「遊びづらさ」を感じる謎解き
気になること・知っておきたいこと
・バトルボイスの吹替えはなし
・ユーザーインターフェースについて
結語 均一化されたゲーム体験の中で
■こちらの動画も是非、ご覧ください。
【2022年12月期待作】話題作で大忙し！2022年は最後の最後まで止まらない【Nintendo Switch /PS4 / PS5 / XBOX One / XBOX Sereris S|X】
https://youtu.be/zIY9DA8XfGI
【クリアレビュー】『ソニックフロンティア』シリーズ最新作、その挑戦は成功か失敗か【ニンテンドースイッチ / PS / XBOX】
https://youtu.be/2Nh1gH7q8YE
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PS4末期に発売された前作の正当続編としてボリュームやスケールは圧倒的に拡大された一方で
前作での課題だった戦闘の単調さや人を選ぶ謎解きにはテコ入れがされずそのまま引き摺った印象。
非常に面白いゲームではあったけど、これはやはりPS4で出しておくべきゲームであってPS5の新作として期待した形ではなかったかな。
期待以上の大作で満足した反面
もともと三部作のストーリーを二部作で完結させてしまったからか、後半は駆け足で“ソードマスターヤマト”を見せられているみたいにで少し残念でした
それでも大作には変わりないのでニューゲーム＋でもう一度プレイします！
ゲームとしての完成度は前作以上の出来だったしすごく満足してる。
ただストーリークリア後のやりきった感というか前作ほどのカタルシスは得られなかったかな。
3部作から2部作になった影響が、特に終盤顕著に出てくる。特に○○○○の救われなさが……次回作が無いということはDLCかなんかで語られるんだろうけど
バトルアクションの吹き替えなしはかなり悲しいですね。これだけで買うかどうか悩むほど。
節減出来るコストと没入感の喪失が釣り合わないように思うのですが、この方式を取るゲームは多いですよね。開発側からすると大変なのでしょうか。
個人的にフレイヤとクレイトスがお互いに再婚してくれれば完璧だった笑
“当り障りのない評価されるシナリオを作る”とこうなっちゃうんでしょうか、はっきりいってモヤモヤが止まらない
今の西洋ではクレイトスにすらラスアスモドキをやらせる必要あるのかと。
ボイス全然気づかなかった
戦闘は文句無くおもしろかったけど、正直ストーリーは評価できませんね…
あと個人的にアトレウスターンが要らなかった
そりゃあ最初はアトレウス操作できんのかよ！ってあがったけど、やり進めていくうちにゴッドオブウォーに求めてるアクションとは違ったっていうか…
サブクエとフィールド探索は結構好きでした
この画角、三半規管弱々民にはキッツイんだよなー。1作めは酔い止め貫通してくるハードコアゲーだったから絶対買うけど安くなってからだなぁ
レビュー待ってました！いちごうさんのレビューが1番参考になってます
ゲームプレイは洋ゲー大作でよくあるリスト埋めタイプ、あとUIの使い辛さを指摘するのは流石いちごうさん。わたしは最高難易度でクリアしたがレベルデザインの雑さに落胆した、これからプレイする方はほどよい難易度で挑戦するのがおすすめです。